小農とは、一般的には
「わずかな田畑を持ち、家族の労働力だけで農業経営を行う小規模な農業。また、その農民」

と位置付けされますが、私たち小農学会は、高度経済成長を遂げた現代の日本において、小農とは何か、改めて新しい位置づけと定義が必要と考えています。
農の風景(1) 農の風景(1) 農の風景(1)
農の風景(2) 農の風景(2)

それは小農実践者を取り巻く環境が厳しい中、小農実践者が守ってきた地域の文化やコミュニティを共に支えていくため、 小農をこれまでの既存の小農を基軸としながら、これのみに限定せず、農的暮らし、田舎暮らし、菜園家族、定年帰農、市民農園、半農半Xなどで取り組む都市生活者も含めた階層こそが、新しい小農と定義づけたいと提唱します。

農の風景(2)